kakobonなキュレーション手帖

日々の生活の中で「あっ!」とか「おっ!」とか「えっ!」とか思ってしまったことを共有します。

会議の目的を明確にしてしまう「言葉」ありますよ。

f:id:kakobon:20160312232023j:plain

会議の目的を明確にしてしまう「言葉」ありますよ。 

世の中の会議の本には、だいたい1ページ目に「会議の目的を明確にせよ」と書いてある。

目的を確認するのは、意外に難しいんだ。しかも新人が偉そうに「目的を確認させてください」なんて言えるワケがない。「目的は議論することだ!」「目的は状況を共有することだ!」「そんなこともわからんのか!」とか言われるのがオチだ。

  

引用 P72

実は、私も経験あります。会議本を読んで、ふむふむ目的の確認をまずやるべしなのねと思い。
とある会議の冒頭で、目的を確認したところ まさに「そんなこともわからんのか!」と言われ、そのままいつもの進行で会議が始まっていいったのです。その時のガッカリ感は今でも思い出せます。

 

この本では、直接的に会議の目的を聞くのではなく。

「どうなったら、会議終了!と言えるのでしょうか?」と聞けばいい。

引用 P72

と提案しています。

 

会議終了の条件を満たすことが、会議の目的と言えるので、同じことを別の言葉で聞いているだけなのです。
この「どうなったら、会議終了!と言えるのでしょうか?」の方が、「目的は?」と聞かれるよりも答えやすいし、答える気にさせられる問なのです。

次回の会議で、「どうなったら、スッキリ会議終了!と言えるのでしょうか?」と言ってみませんか?

※スッキリを追加してみました。www