kakobonなキュレーション手帖

日々の生活の中で「あっ!」とか「おっ!」とか「えっ!」とか思ってしまったことを共有します。

できるビジネスパーソンは、「わかるか?」でなく「〇〇〇か?」を自問する。

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できるビジネスパーソンは、「わかるか?」でなく「〇〇〇か?」を自問する。

以前とある勉強会に参加した時に、印象に残った言葉を紹介します。

できるビジネスパーソンは、「わかるか?」でなく「できるか?」を常に考えているんです。

「知っている」でなく、「使えている」を常に目指せ! ということですね。

 

■身近な例で考えてみる

みなさんもご存知の「名言コツコツ」さん

meigen.ko2ko2.net

今まで知らなかった素敵な名言に出会ったとします。

この名言いいねぇ~で終ってしまうことが多いですよね。

「素敵な名言に出会った」 = 「わかった」、「知っている」という状態です。
冒頭に紹介した「できるか?」まではなかなか考えることができません。

「素敵な名言に出会った」 → 「わかった」、「知っている」 → 「できる」「やっている」にできたら、自分の人生に大きな変化が起こせそうです。

 

■この本のタイトルのように、名言をインストールするには どうすれば?

「わかった」、「知っている」 → 「できる」「やっている」に変えるには、どうしたらいいんでしょう?

そのひとつの回答が、2W1Hというフォーマットで考えるという手法です。

 

この本のP141に、紹介されています。
「what?(何)」、「why?(なぜ)」、「how?(どうやって)」の2W1H
さっそくこのフォーマットを使ってみましょう。

meigen.ko2ko2.net

2016/2/9の「名言コツコツ」さんの紹介している名言

成功者は「行動力」ではなく
「行動を楽しむ力」を持っている

この名言いいね! と思ったとします。

 

「what?(何)」 

言葉通りに何をテーマにするかなので、「成功者は「行動力」ではなく「行動を楽しむ力」を持っている」で確定です。 

「why?(なぜ)」

なぜこの名言をいいと思ったかの理由になります。
「確かに、楽しむがないと、面倒、ツライ、やりたくないになってしまうよね。行動を引き出すために、楽しむという視点を持つといいよなー 新たな気づきを手に入れたぜ!」
理由を言語化することで、名言の自分にとっての価値が明確化されます。 

「how?(どうやって)」

この名言の状態に近づくための行動です。
例えば、こんなんですかね?

「今やろうとしている(または、やりたい)ことによって、まわりの人や自分にどんな価値をもたらすだろうか?を考えてみる。その価値を認識することは行動を楽しむ力につながるはずだ。」

これが、この名言いいね。 で終わらせない方法となります。

最後に

でも、いいなぁと思った名言全部に、これをやったら疲れちゃいますよね。
これぞという名言には、ぜひ「2W1H」をお試しください。

この2W1Hは、名言だけでなく、本で読んでいいなと思ったこととか
勉強会とか研修で得た知識の活用を抽出することにも適用できそうです。