kakobonなキュレーション手帖

日々の生活の中で「あっ!」とか「おっ!」とか「えっ!」とか思ってしまったことを共有します。

「5円玉を立てて、その穴にこの楊枝を通してください」

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「5円玉を立てて、その穴にこの楊枝を通してください」

 子どもに5円玉を渡して、テーブルに立てるように言ったとしましょう。恐らく、その子は、なかなか立てることができないと思います。ところが、楊枝を渡して、「5円玉を立てて、その穴にこの楊枝を通してください」と言うと、楊枝を通すのは難しくても、5円玉をテーブルに立てるまでは、多くの子どもたちが達成します。

こんな話をどこかで読みました。

これって、目標がある程度高いことで、目標が低いよりも達成度合いがあがってしまったって話です。

 これって

〇デートに誘う時

「ばんごはん 食べに行きませんか?」

と聞くと、 選択肢は 行く or 行かない になります。

しかし、

「ばんごはん 行くなら イタリアン と 韓国料理 どっちがいい?」

と聞くと、 既にばんごはんに一緒に行くことが前提となり イタリアン or 韓国料理 が選択肢となるのです。

 引用元

と同じように、5円玉を立てるということが、前提というか通過点になってしまったわけです。

 

目標を適切に設定しましょう ってことなんでしょうけど、それって難しいですね。

そんなときに使える手法がこれですね。